【完全版】飛行するポリプ│登場作品・概要・シナリオ制作のヒントなどを完全網羅!※ネタバレ注意※
flying polyp
危険度:★★★☆☆☆☆☆☆☆
分類:独立種族
飛行するポリプ
見た目
ほんとうの名は人の知るところではなく、便宜的に「飛行するポリプ」と呼ばれている種族だよ。
その容姿を確かめようがないことないんだ。
彼らは自分の体をそっくり透明にできる。
だから「どんな見た目か」を語ること自体が難しいんだ。
透明でも、近くにいるかどうかは察しがつくよ。
TRPGでは、この存在には耳ざわりで胸の悪くなるような笛のような響きが、いつもまとわりついているとされているんだ。
音だけが先に迫ってくる、というわけだね。
住処
はるか昔、星の海を越えてこの星にやってきた種族だよ。
たどり着いた彼らは、窓をいっさい持たない背の高い塔を林立させ、そこを住まいにしたんだ。
TRPGでは、住まいを構えたのは地球にとどまらず、同じ太陽系の別の星にも及んだという言い伝えがあるとされているよ。
彼らのねぐらへ通じる口は、いまではその大半が地の下に隠れているんだ。
TRPGでは、朽ちた遺跡の深部や、岩でふたをされた古井戸のずっと下、そして海のいちばん深いところにも、その入り口が開いているとされているよ。
〇語られている他の住処
- 現在:地下洞窟群、深海底
- 過去:玄武岩の塔群都市

生態
飛行するポリプは、大気の操作ができるよ。
風そのものを思いのままに動かして、相手の自由を奪い、まわりをすさまじく打ち壊してしまうんだ。
姿は見えない、おまけに風で襲ってくる。正面から立ち向かうのは、まず勝ち目のない相手だね。
飛行するポリプは、イスの偉大なる種族との宿縁があるよ。
この星に来てまもなく、彼らは偉大なる種族とぶつかり、そして負けたんだ。
偉大なる種族によって地中へと押し込められ、出口をふさがれてしまった。
でも、それで引き下がる連中じゃなかった。
地の底に閉じ込められたまま、彼らは機会をただただ待ち続けたんだ。
その辛抱の長さが尋常じゃない。
数えれば数千万年だよ。
気が遠くなるような時を経て、ようやく好機をつかむと、彼らは地下から噴き出すように現れた。
そして得意の風でイスの都を粉々にして、長年の宿敵をとうとう葬り去ったんだ。
数千万年も恨みを手放さない執念には、ぞっとさせられるね。
仇を討ち果たした彼らは、もとの地底の住処へ引きあげていったよ。
それからは勢いを失っていき、いまや生き残りはほんの一握りだとされているんだ。
数が減ったぶん安全かというと、そうもいかないよ。
彼らは今でも、自分たちの静けさを破る者がいれば、一人残らず始末するとされているんだ。
地の底のどこかに、彼らはまだ確かに潜んでいるんだ。
登場作品
- 「時間からの影」
- 「Papyrus of the Dark Wisdom」
- 「The Shadow from Yith」
- 『The Worm Shall Ye Fight!』
シナリオ制作のヒント
1:完全不可視の恐怖演出
- 姿が全く見えない敵への、攻撃も防御も対策が困難
- 空中を移動する見えない脅威
2:笛音響効果の不気味演出
- 不快な笛の音による生理的苦痛
- 音の方向と距離から敵の位置を推測する
- 複数個体による不協和音

隙間風は「ピュー」と音が鳴りますよね。飛行するポリプは風を起こせるので、一見すると隙間風による音なのかと錯覚させて、建物に「窓」がないことをアイデア等で教えてあげましょうっ。
素材・ファンアート紹介

- イラスト:BorjaPindado様「Flying Polyp by BorjaPindado on DeviantArt」

- 素材:コメトマツリ様「動く!絵柄が違いすぎるクトゥルフ神話生物素材「飛行するポリプ」SPLL:E192403 – コメトマツリ – BOOTH」
単品価格:400円







