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【完全版】イスの偉大なる種族│登場作品・概要・シナリオ制作のヒントなどを完全網羅!※ネタバレ注意※

【完全版】イスの偉大なる種族│登場作品・概要・シナリオ制作のヒントなどを完全網羅!※ネタバレ注意※

Great Race of Yith

独立種族

危険度: ★★★☆☆☆☆☆☆☆

分類:独立種族

イスの偉大なる種族

イス人には、もともとの体というものがないんだ。
体を持たない、精神だけの存在なんだ。

その代わり、イス人はほかの生き物の体に入り込んで、それを自分の体のように乗っ取って過ごすんだ。
イス人の姿として目にするのは、入り込まれた生き物の姿であって、イス人そのものの姿ではないんだ。
本来どんな形をしているのかは、だれにも分かっていないよ。

地球にいたころのイス人は、大きな円錐の形をした生き物の体を借りていたよ。
この地球で手に入れた体と、よそから来た精神とが組み合わさった存在のことを「偉大なる種族」と呼ぶんだ。

イス人は、もともと地球の生き物ではないんだ。
はるか遠くの世界からやって来た種族なんだよ。

その世界が大きな災いにみまわれたとき、イス人は精神だけになって、大昔の地球へと一斉に逃げ込んだんだ。
そして、さっき話した円錐形の生き物の体を借りて、地球で暮らしはじめたんだ。

TRPGでは、やがて地球はイス人とミ=ゴ、そしてクトゥルフの一族とで分け合うことになったとされているよ。
クトゥルフが海の底のルルイエをおさめる一方で、イス人はのちにオーストラリアと呼ばれる土地に大きな都市を築いたんだ。

〇語られている他の住処

  • イス(起源世界、詳細不明)
  • デボン紀の地球(円錐形生物として)
  • ナコトゥス(オーストラリア地域の巨大都市)
  • 木星およびおうし座近傍の暗黒星
  • 未来の地球(甲虫類として)
  • 水星(球根状生物として、予定)

イス人は時間を旅する力を持っているんだ。
ただ、体ごと時間を移動するわけではなく、旅をするのは精神だけなんだ。

過去へ向かうときは、自分の精神だけを、体からそっと抜け出させるようにして送り出すんだ。
だから、過去の世界に直接ふれたり、何かに手を出したりすることはできないよ。
ただ過去をながめて調べることしかできないんだ。

未来への旅だとやり方が違うよ。
イス人は未来の時代に生きている、とくに頭の優れた人物を見つけ出すよ。
そして、その相手と精神を入れ替えてしまうんだ。

入れ替えられた人は、自分の体をイス人に明け渡し、かわりにイス人のもといた体へと移されてしまうよ。
そのあいだイス人は、手に入れた体を使って、その時代の歴史や文化、社会のしくみをじっくり調べ上げるんだ。
一方、体を取られた人のほうは、その時代の記録をイス人のために書かされることになるんだ。

調べたいことを調べ終えると、イス人はもとの持ち主に体を返すよ。
ただし、ただ返すだけではないんだ。
入れ替わっていたあいだの記憶を消すために、相手に催眠をかけてから帰すとされているんだ。
何があったのか思い出せないようにして、日常へ戻してしまうというわけだね。

TRPGでは、イス人は知性や筋道立てて考えることを、何よりも大切にする種族だとされているんだ。
仲間うちでは資源を分け合い、争いごともめったに起こさないよ。

TRPGでは、イス人はどんな神も崇めないとされているよ。
人間が敬っている神々のことも、自分たちより少し進んだ存在か、よその世界から来たものにすぎないと冷静に見ているんだ。
神を拝むより、自分たちの知恵と科学のほうを信じている種族なんだね。

地球での暮らしには終わりがあって、大昔にイス人が地下へ封じ込めていた「飛行するポリプ」という古い種族がいたよ。
このポリプたちが反乱を起こして、ついに偉大なる種族を打ち破ってしまったんだ。

でも、時間を見通せるイス人は、この破滅が来ることを前もって知っていたんだ。
今度は、人類のあとに地球であらわれる甲虫のような生き物の体へと、精神をそっくり移してしまったんだ。
こうしてイス人は、自分たちの文明をまた未来へとつないでいったんだ。
住む時代も、まとう体も変えながら、しぶとく生きのびていく種族なんだね。

飛行するポリプ
主要な敵対種族
イェクーブ
関連
ウッドヴィル(ジェームズ)
関連
コルシ(バートロミオ)
関連
ヌグ=ソス
関連
レムリア
関連
  • 『エルトダウン シャーズ』
  • 『ナコト写本』
  • 時間からの影」(ラヴクラフト)
  • “The Shadow from Yith”(ガレット)
  • 「夢見る人」(ハーバー)
  • 「異次元の影」
  • 「ネクロノミコン アルハザードの放浪」

1:精神交換の違和感演出

  • 動作の不自然さ:箸の持ち方、歩き方、表情の作り方が微妙に違う
  • 知識の偏り:専門外の分野に異常に詳しく、身近なことを知らない
  • 感情の希薄さ:家族や恋人への愛情表現が機械的
  • 優先順位の変化:人間関係より研究を圧倒的に重視

2:知識探求の執着演出

  • 研究への没頭:食事や睡眠を忘れるほどの集中力
  • 資料収集の異常さ:ありとあらゆる文献や情報を集める強迫的行動
  • 質問の的確さ:専門家も驚くような核心を突く質問
  • 記録の几帳面さ:すべての情報を詳細にノートに記録

3:人間関係の破綻演出

  • 感情の理解不能:なぜ家族が悲しんでいるかわからない困惑
  • 記念日の忘却:重要な日付や約束を完全に無視
  • 愛情表現の消失:抱擁や接吻などの身体的接触を避ける
  • 会話の一方通行:相手の気持ちを考慮しない研究話ばかり

4:帰還後の絶望演出

  • 失われた時間:5年間の空白への戸惑いと後悔
  • 修復不可能な関係:離れてしまった家族や友人との距離
  • 社会復帰の困難:浦島太郎状態での現実社会への適応
  • 記憶の断片:異世界での体験の曖昧で断片的な記憶
筆者:たいき
原作にはなかった電撃銃の使用だが、非常に納得のいく演出となっている
硬そうなゴム質の皮膚が何とも言えない気持ち悪さになっている