【完全版】イソグサ/ユトグタ│登場作品・概要・シナリオ制作のヒントなどを完全網羅!※ネタバレ注意※
Ythogtha
危険度: ★★★★★★★☆☆☆
分類:グレート・オールド・ワン
イソグサ/ユトグタ
見た目
二本の足で立つ巨人な姿をしているよ。
手と足には水かきがあって、その指の先には吸盤がついているんだ。
いかにも水の中で暮らす生き物という体つきだね。
ユトグタは単眼で、その目を取り囲むようにたくさんの触手が生えているんだ。
住処
ユトグタが今いる場所は、深い海の底だよ。
もともとユトグタは、ムーという大陸をおさめていたんだ。
あるときムーを離れて、イエーという都市に棲みつくようになったよ。
このイエーは、のちに「イエーの深淵」と呼ばれるようになる場所で、どうやらクトゥルフの眠るルルイエと、どこかでつながっているらしいんだ。
そのイエーが海の中へと崩れ落ちたとき、くずれた都市がそのままユトグタを閉じ込める牢屋の壁になってしまったんだ。
今ユトグタは、古い封印によって、深い海の底にしっかりと閉じ込められているとされているよ。
〇語られている他の住処
- 現在:イエーの深淵(封印状態)
- 過去:ゾス(誕生地)、ムー大陸、イエーの都市

生態
ユトグタは、クトゥルフの子どもなんだ。
TRPGでは、クトゥルフが仲間を引き連れて地球へやって来るより前に、ゾスという場所で生んだ存在だとされているよ。
ユトグタには、ガタノソアとゾス=オムモグという兄弟がいるよ。
この三柱はそろってクトゥルフの子とされていて、ユトグタはそのうちの二番目にあたるんだ。
TRPGでは、ユトグタは父であるクトゥルフのあとを追って、ほろびゆくムーの支配を引き継いだとされているよ。
そのころのムーでは、ユグと呼ばれる者たちから、たくさんの崇拝を集めていたんだ。
ユトグタの崇拝はずっと安泰だったわけではないんだ。
兄弟であるガタノソアの崇拝のほうが勢いを増していって、ユトグタを拝む力はだんだんと弱まっていったとされているよ。
封じられた今のユトグタは、ほとんど表に出てこない神なんだ。
TRPGでは、あの活発なクトゥルフと違って、ユトグタが「夢」を送ってくることは滅多になくて、千年に一度くらいだとされているよ。
だから、この神が何を考えているのか、何をしたいのかは、ほとんどだれにも分かっていないんだ。
封じられてなお、ユトグタにはまだ仕える者と崇める者がいるんだ。
そばには、蟲のようなユッギャという存在が付き従っているよ。
さらにTRPGでは、ヴーアミ族というある一族がユトグタを自分たちの信仰に取り入れていて、その生き残りが、月のない暗い夜に今も生け贄をささげ続けているとされているんだ。
そして、ユトグタには厄介な「像」があるんだ。
ユトグタをかたどった石像が、人間の手に渡ってしまうことがあるんだよ。
その像を手にした者の夢に、ユトグタは姿をあらわすことができるんだ。
そして、夢で接してしまった人は、たいてい正気を失ってしまうとされているよ。
関連する魔導書
- 『ザンツー石板』
- 『イエーの儀式』
登場作品
- 「Out of the Ages」(カーター)
- 「Perchance to Dream」(カーター)
- 「奈落の底のもの」(カーター)
- 「タイタス・クロウの帰還」(ラムレイ)
- 「夢でたまたま」
シナリオ制作のヒント
1:スケールの巨大さ演出
- 部分的発現:最初は「巨大な何か」の一部分だけが現れる
- 誤認の恐怖:首や触手に見えるものが実は指という絶望的スケール感
- 測定不可能:全体像が把握できないほどの巨大さ
- 地形変化:ユトグタの動きが地震や地形変化を引き起こす
2:31の儀式による段階的演出
- カウントダウン:残り儀式数による緊張感の演出
- 段階的異常:儀式が進むにつれて現れる超自然現象
- 阻止の困難:一つ阻止しても次々と別の場所で実行される
- 複合的準備:単発の儀式ではなく、長期計画の一環
3:イェーの深淵・扉演出
- 古代遺跡感:人類文明以前から存在する構造物
- 深度の恐怖:底が見えない深い縦穴への恐怖
- 封印の重厚さ:簡単には開かない重厚で古い扉
- 開放時の異変:扉が開く瞬間の劇的な環境変化

どこまで儀式を進めさせるか、進むたびに辺りの変化をどうするか、クラマックスまでの変化を段階的に考えておくと臨場感ありそうですっ。
素材・ファンアート紹介

- イラスト:EldritchArtworks様「Ythogha – The Thing in the Pit by EldritchArtworks on DeviantArt」

- 素材:よちこの家様「クトゥルフ神話TRPG【デフォルメ 神話生物】 – よちこの家 – BOOTH」
単品価格:120円










