【完全版】クトーニアン│登場作品・概要・シナリオ制作のヒントなどを完全網羅!※ネタバレ注意※
Chthonians
危険度: ★★☆☆☆☆☆☆☆☆
分類:独立種族
クトーニアン
見た目
クトーニアンは目のない巨大なイカのような姿をしていて、体の周りには短い触手がたくさんついているよ。
地中を掘り進む生き物なんだけど、目がなくても困らないくらい地下での生活に特化した体をしているんだ。
体の表面は粘液に覆われていて、この粘体が少量の水なら防いでくれるんだ。
卵は晶洞石という球形の鉱物にそっくりで、直径30センチほど、殻の厚さは5センチもあるよ。その気で探さないと卵だと気づけないかもしれないね。
住処
クトーニアンは地球の核に棲んでいる種族で、上部マントルや地殻まで上がってくる個体はごくわずかなんだ。
もともとはアフリカの地底に封印されていたんだけど、自分たちで地殻を貫くトンネルを掘って脱出し、今では世界中の地下に広がっているよ。
アフリカのどこかにあるとされる謎の都市グハーンは、クトーニアンにとって特別な聖地のような場所らしく、大量のクトーニアンが集まっているという目撃談が残っているんだ。
〇語られている他の住処
- 地球の核、上部マントル、地殻

生態
クトーニアンはクトゥルフの眷属にあたる種族で、種族の中でも特に巨大な個体がシュド=メルという固有名を持ち、全体を率いているよ。
岩を掘り進む能力を持っていて、通った跡には岩が溶かされたような痕跡が残るんだ。
この力を応用して強烈な地震や地盤沈下を引き起こすこともできるよ。
1906年のサンフランシスコ地震も、実はクトーニアンの仕業だと言われているんだ。
テレパシーの力も非常に強くて、世界のどこにいる仲間とも交信できるんだ。
さらに成体になると人間の心を感知したり、テレパシーで意思を支配して特定の場所に縛りつけたり、待ち伏せに誘い込んだりもできるよ。
ただこの支配能力は、自分や子供が危険にさらされたときか、よほど邪魔な相手にだけ使うらしいんだ。普段は使わないというのが、かえって不気味だね。
成体は4000度の高温にも耐えられるんだけど、水だけは大の苦手なんだ。
少量なら粘体が守ってくれるけど、全身が水に浸かると致命的になるよ。
穴を掘るときも水が溜まった空洞を本能的に避けるくらい、徹底して水を嫌がるんだ。
卵や子供はとても大切にしていて、巣から卵を持ち去ろうとすると全力で取り返しにくるよ。
ライフサイクルは幼生・幼虫・若虫・亜成虫・成虫と5段階あって、成熟するまでにとても長い時間がかかるんだ。
生まれたばかりの孵化直後はミミズほどの大きさしかなくて、火のついた葉巻を押しつけるだけで死んでしまうくらい弱いんだけど…成体になったら地震を起こす怪物になるんだから、油断は禁物だね。
関連する魔導書
- 『カグワモン・クタート』
登場作品
- 『地を穿つ魔』(ラムレイ)
- 「Cement Surroundings」(ラムレイ)
- 「The Statue of the Sorcerer」(エドワース & エリオット)
シナリオ制作のヒント
1:岩石溶解移動の恐怖演出
- バター状溶解痕:硬い岩盤がバターのように滑らかに溶けた不自然な穴
- 粘液の残留:通過後に残る謎の粘体による生理的嫌悪感
- 建造物の崩壊:基礎が溶解して建物が突然沈下する予測不能な災害
- 地下空間の拡大:溶解により作られた巨大な地下空洞の発見
2:テレパシー精神攻撃演出
- 頭痛の段階的悪化:軽い違和感から激痛まで徐々に強まる苦痛
- 他者の思考侵入:自分のものではない考えが頭に浮かぶ混乱
- 行動の強制:意志に反して特定の場所に向かわされる恐怖
- 集団幻覚:複数人が同じ幻視を見る異常な共有体験
3:極高温耐性の脅威演出
- 溶岩帯での活動:人間が近づけない高温地帯からの襲撃
- 火炎兵器の無効:あらゆる熱攻撃が通用しない絶望感
- 金属の融解:接触した武器や装備が溶けて使用不能になる
- 地熱異常:クトーニアンの接近により周辺温度が急上昇

神話生物がテレパシーで語りかけてくる経験は貴重です。原作ではクトーニアンの精神に介入して発狂してましたが…。
素材・ファンアート紹介

- イラスト:Joneyuan様「Chthonian by Joneyuan on DeviantArt」

- 素材:九十電工様「クトゥルフ神話生物素材集02 SPLL:E109901 – 九十電工 – BOOTH」
単品価格:150円
セット価格:1200円






