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【完全版】ティンダロスの猟犬│登場作品・概要・シナリオ制作のヒントなどを完全網羅!※ネタバレ注意※

【完全版】ティンダロスの猟犬│登場作品・概要・シナリオ制作のヒントなどを完全網羅!※ネタバレ注意※

The Hounds of Tindalos

独立種族

危険度: ★★★★★☆☆☆☆☆

分類:独立種族

ティンダロスの猟犬

ティンダロスの猟犬が本当はどんな姿なのか、はっきりとは分かっていないんだ。
この存在に出会ってしまった者は、まず生きて帰れないからだよ。

人の目に映るときは、毛のない犬のような姿で、舌が青いとされているよ。
あるいは、黒くて形のはっきりしない影のように見えることもあるんだ。

TRPGでは、「猟犬」という名前がついているけれど、見た目が犬に似ているからそう呼ばれているわけではないんだ。
どこまでも獲物を追いつめる、その狩りのやり方こそが、この名前の理由なんだよ。

ティンダロスの猟犬がいるのは、「時間の角」と呼ばれる場所だよ。

これはとても分かりにくい考え方なんだけど…僕たち人間やふつうの生きものは、なめらかに曲がった「曲線の時間」から生まれた存在なんだ。
それに対してティンダロスの猟犬は、かくかくと角ばった「角の時間」のほうからやって来る。
同じ時間の中にいながら、住んでいる世界がまるで違うんだね。

その角の世界には、らせん状の塔がいくつも立ち並ぶ「ティンダロスの都市」があって、猟犬たちはそこを住みかにしているといわれているよ。

〇語られている他の住処

  • ティンダロスの螺旋状の塔が立ち並ぶ都市
  • 時間の角

ティンダロスの猟犬が人間を狙うのには、はっきりした理由があるんだ。

大昔、猟犬と人間は、「あること」をともに経験したとされているよ。
そのとき、人間は猟犬と最後まで行動をともにしなかった。
そのおかげで人間は「純粋さ」とでも呼ぶべき何かを失わずに持ち続け、いっぽうの猟犬は、それを失ってしまったんだ。
聖書に伝わる「楽園を追われた話」も、もとをたどればこの出来事が下じきになっているといわれているよ。

自分たちが失った純粋さ…それを人間がまだ持っている。
だから猟犬は人間が欲しくてたまらないんだ。
そして純粋さを失った猟犬は、自然に生きるものすべてを憎んでいて、出会えばかたっぱしから滅ぼそうとするんだよ。

この猟犬の狩りはしつこいんだ。
TRPGでは、猟犬は時間の通り道をうろつき回って、角を越えてほかの世界や時代へ行こうとする者を、たえず探しているとされているんだ。
そして時間をさかのぼるような旅をした者がいると、その匂いをかぎつけてしまう。
一度狙いを定められたら最後、猟犬は時間も空間も飛び越えて、どこまでも追いかけてくる。
相手を殺すまで、決してあきらめないんだ。
しかも猟犬は不死のような存在で、暴力やどんな手を使っても、永遠に滅ぼせるのかどうかすら分かっていないんだよ。

ただし、この猟犬には現れ方に決まりがあるんだ。
猟犬は「とがった角」を通り道にして、こちらの世界へ実体となって現れるんだよ。
ふつうの部屋の四隅は、猟犬にとって十分な通り道になってしまう。
逆にいえば、角がひとつもない丸い部屋に閉じこもれば、猟犬は入ってこられず、身を守れるとされているんだ。

猟犬には、この時代で手を組む仲間がいるんだ。
シュブ=ニグラスの手先ともいわれる「サテュロス」や、「ドール」と呼ばれる存在がそうだよ。
猟犬はこうした仲間を使って、獲物のもとへたどり着いてしまうこともあるんだ。

ティンダロスの猟犬がどこから生まれたのかも、伝えられているよ。
ノス=イディクとクトゥンという存在のあいだに生まれた落とし子なんだ。
そして何らかの形で、あの根源の神アザトースに仕えているのではないか、ともいわれているんだよ。

アザトース
崇拝
ノス=イディク
クトゥン
ミゼーア
サテュロス
関連
ドール
関連
  • 『エルトダウン シャーズ』
  • 『ナコト写本』

1:角度制限の恐怖演出

  • 90度の脅威:普通の部屋の角すべてが潜在的な出現ポイントという日常的恐怖
  • 測角器の緊張:90度以下かどうかを測定する際の、生死を分ける緊迫感
  • 円形への逃避:完全な円形空間を求めて逃げ回る、建築的サバイバル
  • 角度の罠:一見安全な鈍角も、微細な傷や凹凸が鋭角を作り出す危険性

2:出現過程の演出

  • 煙の前兆:最初に角から立ち上る不吉な煙による、恐怖のカウントダウン
  • 段階的物質化:煙→頭部→全身という順序で現れる、じわじわとした恐怖
  • 実体化音:次元の壁を破って現れる時の、現実が軋む不気味な音響
  • 温度変化:出現と同時に周囲の気温が急降下する

3:超次元存在の演出

  • 部分認識:人間には全体像が把握できず、見える部分だけで恐怖を演出
  • 形状不定:青の犬だったり黒い影だったり、観察者によって異なる姿
  • 次元越境:壁や物体をすり抜けて移動する、物理法則を超越した存在感
筆者:たいき
門を開いて登場する場面か、空間から現れるだけでも恐ろしいのに、出てきたのがこの偉業なら死を覚悟する
そのへんの野犬の恐ろしさとは違う、命を狙っているのがわかる