【完全版】ダゴン│登場作品・概要・シナリオ制作のヒントなどを完全網羅!※ネタバレ注意
Dagon
危険度: ★★★★★☆☆☆☆☆
分類:唯一の神
ダゴン
見た目
深きものが、そのまま大きくなったような姿の神だよ。
深きものは人と魚やカエルを混ぜたような海の種族なんだけど、ダゴンはそれを巨大にしたような見た目なんだ。
もやのような雲のすがたで現れることもあるとされているよ。
とても長い時を生きてきた存在で、その分だけ大きく育ったともいわれているんだ。
住処
深い海の底が、ダゴンの世界だよ。深きものたちの仲間にまじって、海の中で暮らしているんだ。
普段どこにひそんでいるのか、くわしい場所まではよく分かっていないよ。
ただ、ときおり深い海をゆうゆうと泳ぎ回っているらしいという、昔からの言い伝えがあるよ。
〇語られている他の住処
- 深海域
- 自由に大洋を移動

生態
ダゴンは、深きものたちを束ねる長なんだ。
連れ合いである母なるハイドラと二体で対になっていて、深きものたちの上に立つ存在だよ。
二体の一番上にはさらに大いなるクトゥルフがいて、ダゴンとハイドラはそのクトゥルフに仕えているんだ。
ダゴンの正体がはっきりしてなくて、いくつもの説があるんだ。
一つは、ダゴンというのは特別な一体ではなく、深きものの中でいちばん大きく育った個体に贈られる称号だ、という説。
もう一つは、ダゴンはクトゥルフそのものの一部…ルルイエに閉じ込められずに残った部分が、別の姿をとったものだ、という説だよ。
船乗りたちが語りついできた「クラーケン」や巨大な海蛇といった海の怪物…あれの正体は、じつは深い海をさまようダゴンを見たものなのではないか、という説もあるんだ。
この神がとくに変わっているのは、人間の歴史の中にもその名が出てくることだよ。
大昔のいくつもの土地で、ダゴンは豊作をもたらす神として崇められていたんだ。
旧約聖書にも、半分が人で半分が魚のすがたの神「ダゴン」として、その名が記されているよ。
海の神話生物が、現実の古い宗教の中に顔を出しているんだ。
崇拝は今も細々と続いているよ。
アメリカのインスマスという港町には「ダゴン秘密教団」と呼ばれるカルトがあって、人々はひそかにダゴンをあがめていたんだ。
やがてこの町では住人が次々と姿を消すようになり、1927年、政府がついに町へ踏み込むことになった。
海の底の神への信仰が、現実の港町をのみ込んでいった…そのなれの果てが、この事件なんだ。
関連する魔導書
- 『ダゴンへの祈り』
- 『ポナペ教典』
- 『ネクロノミコン』
登場作品
シナリオ制作のヒント
1:深きものとの階級関係演出
- 絶対服従:普段は凶暴な深きものが、頭を垂れて待機している
- 組織的行動:ダゴンの意志一つで、数百の深きものが統制された動きを見せる
2:海洋支配の演出
- 海流操作:ダゴンの意志で海流が変化し、航路が強制的に変更される
- 海洋生物従属:すべての海洋生物がダゴンの意志に従い、敵対者を攻撃する
- 潮汐異常:満潮・干潮のタイミングが通常の月の周期を無視して変化する
3:信者への変化演出
- 身体変化開始:信仰を深めるにつれ、指の間に水かきが生え始める
- 水中適応:長時間の潜水が可能になり、深海での生活に適応していく
- 感覚拡張:水中での視覚・聴覚が飛躍的に向上し、深海生物と意思疎通できる

深きものの嫌悪感はあの魚面や生臭さのせいです。特に匂いはわかりづらいからこそ、TRPGで重要な情報になります。鼻を覆いたくなるような魚の匂いを演出するといいかもしれません。
素材・ファンアート紹介

- イラスト:skullbeast様「Dagon_Devils_Reef_vfinal2 by skullbeast on DeviantArt」

- 素材:深海の道具箱様「クトゥルフ神話TRPG✦ダゴンハイドラ立ち絵 – 深海の道具箱 – BOOTH」
単品価格:100円







