【完全版】アトラック=ナチャ│登場作品・概要・シナリオ制作のヒントなどを完全網羅!※ネタバレ注意※
Atlach-Nacha
危険度: ★★★★★★☆☆☆☆
分類:グレート・オールド・ワン
アトラック=ナチャ
見た目
人間の目には、巨大なクモのように見える神だよ。
人に似た頭を持つともいわれているんだ。
ただ、TRPGではただの大きなクモではないとされているよ。
アトラック=ナチャはいくつもの次元にまたがって存在しているもので、それが人間の目にはたまたまクモの形に見えているだけなんだ。
だから、人間以外のものから見たときや、別の次元から見たときにどんな姿なのかは、よく分かっていないよ。
住処
底なしの裂け目や深い淵に巣を張って暮らしているよ。
ツァトグアという神の洞窟の奥深くにいるともいわれているんだ。
地球での居場所としては、ヴーアミタドレス山の地下の大きな亀裂が知られているよ。
TRPGでは、クモの巣の入り口が、今のグリーンランドにあたる場所や南アメリカの地下にあるという古い証言も残っているんだ。
ほかにシベリアやペルーからの報告もあって、ひとつの場所に限られないんだ。
〇語られている他の住処
- ヴーアミタドレス山の地下亀裂
- ツァトグアの洞窟深部
- シベリアの某所
- ペルーの某所
- 覚醒世界とドリームランドの間の裂け目

生態
アトラック=ナチャは、途方もなく大きなクモの巣を、長い時間をかけて作り続けているよ。
このクモの巣がただものじゃないんだ。
巣はいくつもの次元にまたがって張り渡されていて、ばらばらの次元をつなぎ留める役目を持っているとされている。
勇気を出してこの巣を伝っていけば、底なしの洞窟をわたる橋になり、別の場所へ、さらにはドリームランドへとたどり着けるという話もあるよ。
TRPGでは、この巣を伝って別の時代にまで旅できるともいわれているんだ。
TRPGでは、巣は次元を超えて広がっているから、そのほんの一部が人間の世界に顔を出すこともあるとされるよ。
屋根裏や地下室、古い納屋みたいな、暗くて人目につかない場所にそっと現れていることがあるんだ。
TRPGでは、この広大なクモの巣がすべて完成したとき、世界は終わりを迎えるとされているよ。
アトラック=ナチャがなんで糸を紡ぎ続けるのか、はっきりした理由は分かっていないよ。
TRPGでは、ヨグ=ソトースという別の神の力に対抗するためではないか、という見方があるんだ。
もし本当なら、この二体は世界の運命をかけて静かに争っていることになるね。
ちなみに、すべてのクモはアトラック=ナチャに支配されている、と昔から信じられてきたよ。
クモのような姿から生まれた言い伝えだろうね。
登場作品
- 「七つの呪い」 (C.A.スミス)
- “H.P. Lovecraft’s Dreamlands” (ウィリアムズ&ピーターセン)
- 『賢者の石』 (C.ウィルソン)
- “Web of Memory” (シマンスキ)
- “The Andaman Islands” (ハーバー)
- 『クトゥルフ神話図説』 (ピーターセン)
- 『A Guide to the Cthulhu Cult』 (ペルトン)
- 「Heterodox Churches in Innsmouth」 (マーシュ)
シナリオ制作のヒント
1:探索者の身体制御の恐怖演出
- 段階的侵食:最初は軽い違和感から始まり、徐々に制御を失う
- 意識と行動の乖離:思考もでき言葉も話せるが、体が言うことを聞かない
- 抵抗の無意味さ:必死に抗おうとするが結局は導かれてしまう
2:アトラックナチャの橋作りへの異常な執着演出
- 優先順位の異常さ: 食事や睡眠よりも橋作りを優先
3:アトラックナチャの仕事妨害への怒り演出
- 豹変:普段は無関心だが、妨害されると突然凶暴化
- 執拗な攻撃:邪魔者を徹底的に排除しようとする

クモらしい描写にこだわらなくても、虫ってだけで比較的嫌悪感を抱かれやすいので、アトラック=ナチャではなく、環境の描写に力を入れると臨場感が出そうです。
素材・ファンアート紹介

- イラスト:MorkarDFC様「Atlach-Nacha by MorkarDFC on DeviantArt」

- 素材:インスマス計劃様「クトゥルフ神話生物素材集 第4弾!! – インスマス計劃 – BOOTH」
単品価格:200円






