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【完全版】アルワッサ│登場作品・概要・シナリオ制作のヒントなどを完全網羅!※ネタバレ注意※

【完全版】アルワッサ│登場作品・概要・シナリオ制作のヒントなどを完全網羅!※ネタバレ注意※

Arwassa

グレート・オールド・ワン

危険度: ★★★★★★★☆☆☆

分類:グレート・オールド・ワン

アルワッサ

TRPG産の邪神だよ。

アルワッサがどんな姿をしているのかは、ほとんど分かっていないんだ。

昔の物語には「魔物」や「地獄の悪鬼」といった呼ばれ方で出てくるけれど、具体的な見た目を伝える記録はほとんど残っていないよ。
アルワッサの正体は、姿よりも「声」にあるといってもいいんだ。

アルワッサの牢獄は、中央ヨーロッパのどこかにあると考えられているよ。
封じ込められている存在なんだけど、その封印はもう古びて朽ちかけているんだ。

そのせいで、決まった時期だけ自由に動けるようになっているらしい。
アルワッサが現れるのは、きまって9月から11月なんだ。
それ以外の月は、また封じ込められているか、どこか別の場所を旅していると考えられているよ。

封印が弱まってきているからか、最近は短い時間なら世界の別の場所にも現れられるようになってきたとされているよ。
この傾向は、年がたつほどはっきりしてくるだろうといわれているんだ。

〇語られている他の住処

  • 中央ヨーロッパの封印地(正確な位置不明)

TRPG産の邪神だよ。

アルワッサの正体は、終わりなく響き続ける「叫び声」だよ。

その叫び声は、人間の耳では聞き取れない高さ、または低さの音なんだ。
人間に聞こえる範囲を超えているから、犬やコウモリや猫といった動物には聞こえても、人間の耳には届かないんだ。

聞こえなくても、人間はその影響を受けてしまう。
叫び声にさらされた人は心を乱され、しかもその乱れは、まわりの人間にまるで病気のようにうつっていくんだ。
こうして一人から一人へと広がり、集団でパニックや狂気のような状態に陥ってしまうよ。

長くこの声にさらされ続けると、人や動物は理性を保てなくなり、けだもののような暴力に走るようになるんだ。
中世のヨーロッパには、人の住む場所がそっくり襲われ、だれ一人として残らなかった、という物語がいくつも伝わっているよ。
フランスやドイツ、ハンガリーの古い魔道書に多く出てくるんだ。
集落の人々がみな倒れていた、という恐ろしい話も、もとをたどればアルワッサの叫び声にいきつくのかもしれないね。

アルワッサは、こうして引き起こした死を栄養にしているように見えるんだ。

現代では、アルワッサが現れることは少なくなってきたよ。
でも、村人が突然いなくなったり、集落ごと消えてしまったりする事件は今も起きていて、とくにアメリカ大陸でのそうした事件には、アルワッサが関わっているかもしれないといわれているんだ。
ヨーロッパの古い信仰が海を渡ってアメリカの地に根づいたことで、アルワッサがヨーロッパの外へ出られるようになったのかもしれない。
あるいは、アルワッサを閉じ込めている仕切りがもろくなって、その声がはるか遠くまで響くようになった、とも考えられているよ。

ちなみにアルワッサの正体については、ツァトゥグァやシュブ=ニグラスといった神々の落とし子なのではないか、という説もあるんだ。

ツァトゥグァ
親説
シュブ=ニグラス
親説
  • 『視界から去るもの』(ローランド・フランクリン)
  • 『グラーキの黙示録』

1:世代間格差を活用した演出

  • 大人には理解されない恐怖: 「何も聞こえない」と言われる絶望感
  • 年齢による分断: 若者だけが異常を察知し、大人は無関心
  • 信憑性の問題: 「若者の思い込み」として片付けられる苦悩
  • 孤立感の演出: 理解者が限られることによる孤独感

2:無音の音という矛盾演出

  • 感覚の混乱: 聞こえるのに誰にも説明できない不気味さ
  • 測定不可能: 録音機器にも記録されない恐怖
  • 存在証明の困難: 客観的証拠がない状況での絶望
  • 静寂の中の騒音: 静かな場所ほど「音」が際立つ皮肉

3:精神狂乱の段階的演出

  • 初期:軽い頭痛や耳鳴りから始まる
  • 中期:集中力低下、イライラ感の増大
  • 後期:幻覚、妄想、暴力的行動の発現
  • 末期:完全な現実認識の喪失
筆者:たいき
口を開けていても、音が聞こえないというのがイラストでもわかる
開いたままの口と、その中がみえるグロテスクな空間がSAN値を削ってくる