【完全版】サイサロス/キノトグリス│登場作品・概要・シナリオ制作のヒントなどを完全網羅!※ネタバレ注意※
Cynothoglys
危険度: ★★★★★★★★★☆
分類:グレート・オールド・ワン
サイサロス/キノトグリス
見た目
TRPG産の邪神だよ。
見た目についての記録はほとんどなくて、わかっているのは濃いもやや霧を常にまとっていることと、1本の手を差し伸べてくるということだけだよ。
霧の外からその姿をはっきり確認した者がいないのか、それとも確認できた者が誰も戻ってこなかったのか、どちらなのかはわからないんだ。
住処
サイサロスは当てもなく歩き回るタイプではなくて、一つの場所に居座って待ち続けているんだ。
通りすがりに死を振りまくようなことはしないよ。
ただし、そもそもサイサロスはほとんどの時間「存在していない」らしいんだ。
人間には理解できないような宇宙的な予定に従って、特定のタイミングにだけ現れるみたいだね。まれにしか姿を見せないのはそのためだと考えられているよ。
〇語られている他の住処
- 特定の住処は持たず、定められた時にのみ出現

生態
サイサロスの面白いところは、神話的存在の中でもかなり異質な立ち位置にあることだよ。
人間に対してだけじゃなくて、他のクトゥルフ神話の神格に対しても「忘却」をもたらすことができるらしいんだ。
サイサロスに触れた神格は、人間には理解できないやり方で「変容する」とされているみたいだね。
ただの死神じゃなくて、あらゆる存在の変容を引き起こす触媒みたいな役割を持っているというのが、面白いと思うところだよ。
この存在がアザトースと関係しているという説と、ヨグ=ソトースの一部だという説があって、どちらが正しいかは決着していないみたいだね。
過去にサイサロスを呼び出そうとした魔術師が少数いたらしいけど、その後の消息は誰も知らないんだ。
関連する魔導書
- 『往くものの儀式』
登場作品
- “The Prodigy of Dreams”
シナリオ制作のヒント
1:霧の異質性演出
- 温度感覚:「夏場なのに霧が異様に冷たい」「皮膚に触れると電気が走る」
- 視界遮断:「3m先が見えないのに、遠くの影だけははっきり見える」
- 音響効果:霧の中では「自分の声が吸い込まれ、遠くの囁きだけが聞こえる」
2:死への誘惑演出
- 幻視体験:探索者に最も平穏な死に方のイメージを個別に見せる
- 感情操作:生きることの疲労感が急激に押し寄せる
- 身体反応:手足が重くなり、その場に座り込みたくなる衝動
3:手招きの不気味さ演出
- 視点の錯覚:どの角度から見ても、その手は自分を指している
- 距離の曖昧さ:近づいても遠ざかっても、手との距離が変わらない
- 触覚の恐怖:空気を通して、その手に触れられているような感覚

ホラーな演出が似合いますが、間違いなく警戒されます。そのため、どんな手にするかがポイントです。あえて知り合いを想起させるように、手に指輪や傷を描写して油断させるのもありかもしれません。
素材・ファンアート紹介

- イラスト:EldritchArtworks様「Cynothoglys – The Mortician God by EldritchArtworks on DeviantArt」

- 素材:烏の詐偽小屋様「クトゥルフ神話TRPG 神話的生物立ち絵肆 – 烏の詐偽小屋 – BOOTH」
セット価格:500円






