01 02 03 04 05 06 07 08 09 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 41 42 43 44 45 46 47 48 49 50 51 52 53 54 55 56
01 02 03 04 05 06 07 08 09 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 41 42 43 44 45 46 47 48 49 50 51 52 53 54 55 56
トップ > 神話生物 > 唯一の神 > 【完全版】サーイティ│登場作品・概要・シナリオ制作のヒントなどを完全網羅!※ネタバレ注意※
【完全版】サーイティ│登場作品・概要・シナリオ制作のヒントなどを完全網羅!※ネタバレ注意※

【完全版】サーイティ│登場作品・概要・シナリオ制作のヒントなどを完全網羅!※ネタバレ注意※

Saaitii

唯一の神

危険度: ★★★★★★★☆☆☆

分類:グレート・オールド・ワン

サーイティ

TRPG産の邪神だよ。

膨張してぱんぱんに張り詰めた、巨大な豚に似た姿をしているよ。
ただしこれは「豚を参考にして形を作った」結果らしくて、元の姿をそのまま豚に例えられるかというと少し違うんだ。
ねじれて恐ろしい、豚の面影を残した何か、というのが正確なところだろうね。

そもそも実体があるのかどうかについても学者の間では意見が割れていて、本当に物理的な体を持つ存在なのか、それともたまに形を取るだけの何かなのか、まだはっきりしていないんだ。
もし実体を持たないなら、地球にいる動物や人間に乗り移って姿を変えることもできるらしいよ。

どこにいるかについては、よくわかっていないんだ。

地面のずっと深いところで眠り続けているという説が一番広く信じられていて、荒野に潜んで野生の獣みたいに獲物を追っているという話もあるよ。
さらに、地球にいるのではなくそもそも暗黒の外界に棲んでいて、過去に呼び出されたときに地球とのつながりを作ったせいで今も行き来できるようになったという説もあるみたいだね。

住処が一つに絞れない時点で、サーイティがどういう存在なのかを物語っている気がするよ。

〇語られている他の住処

  • 地球の地下深部(物理的実体説)
  • 暗黒の外界(非実体説)

TRPG産の邪神だよ。

サーイティがこの星にいる理由については、宇宙的な視点で見るとまだ「未熟な段階」にある存在だからという説があるみたいだよ。
十分に成熟したら地球を離れて星に戻るまでの間、眠ったり目覚めて捕食したりを繰り返しているんだ。
目覚めるのは星の並びなど特定の条件が揃ったときだけらしいよ。

形を取ることで地球の肉を食べられるようになったという話もあって、「外界」から来た存在が固体の肉を食べるためにわざわざ姿を作った、という発想はちょっと不思議だよね。
個人的には、サーイティにとって「食べる」という行為そのものが、地球に建言するための過程なんじゃないかとも思う。

サーイティへの信仰の記録を残しているのは、19世紀に書かれた自然の精霊についての書物と、14世紀の写本の二つだよ。
前者には、古い異教徒が狩りの前にサーイティへ生け贄を捧げていたこと、獲物を得た礼として豚やイノシシの頭蓋骨を彫刻して身につけ、神格そのものを体現しようとしていたことが記されているんだ。
こうした信仰はイングランドやドイツの閉鎖的な共同体でひっそりと受け継がれ、やがて開拓移民によってアメリカ大陸にまで持ち込まれた可能性があるとされているよ。

14世紀の写本のほうには、サーイティを呼び出す呪文と、おそらく追い返すための呪文が記されているみたいだね。
召喚だけでなく退去の方法まで書き残されているというのは、当時の人たちがサーイティをどれだけ恐れていたかがわかる気がするよ。
この写本によれば、サーイティはもともと「外界」からやってきて、この星で豚を参考に形を作ったとされているんだ。

オールド・ワン
下級の一員という説あり
  • 『スグサンド写本』(召喚・退散の呪文を収録)
  • 『サーマーの儀式書』
  • 『失われた時代の土地と精霊』(ジェフリー・スワン、1863年)

演出のヒント

1:巨大豚の威圧感演出

  • サイズの実感:「トラックほどの巨体」「牙が人の腕ほどの太さ」
  • 鳴き声の恐怖:通常の豚の鳴き声を重低音で表現
  • 地響き効果:歩くたびに「地面が震動し、近くのグラスの水が波打つ」

2:古い信仰の痕跡演出

  • 骨の装飾品:イノシシの頭蓋骨に人間の歯が埋め込まれている
  • 儀式の痕跡:祭壇周辺に「焼けた骨片と黒ずんだ血痕」が点在
  • 共同体の結束:村人全員が「同じタイミングで豚の鳴き真似をする」不気味な一体感
筆者:たいき
豚と言えど邪神。その気持ち悪さ神聖さを表現されている。