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【完全版】イゴーロナク│登場作品・概要・シナリオ制作のヒントなどを完全網羅!※ネタバレ注意※

【完全版】イゴーロナク│登場作品・概要・シナリオ制作のヒントなどを完全網羅!※ネタバレ注意※

Y'golonac

グレート・オールド・ワン

危険度: ★★★★★★★☆☆☆

分類:グレート・オールド・ワン

イゴーロナク

イゴーロナクには、頭がないんだ。
首から上がないのに、体つきは人間によく似ているよ。
ぶよぶよとやわらかそうな体をしていて、左右の手のひらには、それぞれ口がついているんだ。

ただ、この人間っぽい姿は、イゴーロナクの本当の姿ではないんだ。
TRPGでは、これはあくまで人間と関わるための「入れ物」にすぎないとされているよ。
本当の姿は想像もできないようなものらしくて、くわしいことは分かっていないんだ。

しかもこの姿は、決まった形があるわけではないよ。
イゴーロナクはあらわれるとき、人間にとり憑いてその体を借りるんだ。
だれにとり憑いたかによって、見た目が変わってくるとされているんだ。

TRPGでは、イゴーロナクはイングランドの地下に閉じ込められているといわれているよ。
壁にぐるりと囲まれた部屋の中にいて、そこは地下の生き物たちが掘ったトンネルにつながっているとされているんだ。
場所をもう少ししぼると、セヴァン谷にあるブリチェスターという町の地下のどこか、と伝えられているよ。

なぜ閉じ込められているのか、くわしいことは分かっていないんだ。
ただTRPGでは、ずっと昔からの古い力で、イゴーロナクの自由はしばられているとされているよ。
だから自分で外を歩き回ることはできなくて、人間の体に意思を送り込んで、その人を通して一時的に外へ出るしかないんだ。

〇語られている他の住処

  • ブリチェスターの地下(セヴァン谷)の壁に囲まれた部屋

イゴーロナクは、人の心を悪いほうへ引きずり込む神なんだ。

TRPGでは、この神を呼び出すのはとても簡単だとされているよ。
「イゴーロナク」という名前を、正しく声に出して読み上げるだけでいいんだ。
むずかしい儀式も道具もいらないから、知らずに口にしてしまった人が、うっかり呼び出してしまった例もあるとされているよ。

呼び出してしまった人には、二択がつきつけられるんだ。
イゴーロナクを自分の主としてあがめるか、さもなければ滅ぼされて食われるか、そのどちらかだよ。
主として受け入れた人も、それで助かるわけではないんだ。
今度は自分が、ほかの人をイゴーロナクのもとへ誘い込む役目を負わされるよ。
そうやって少しずつ仲間を増やし、イゴーロナクをあがめる小さな集団を作っていくんだ。

イゴーロナクがとくに目をつけるのは、もともと心に暗いものを抱えた人たちだよ。
すでに悪いことに手を染めていたり、そうしたいという思いを抑えていたりする人なんだ。
イゴーロナクはその願いをかなえてやるかわりに、自分に従うことを求めるよ。
TRPGでは、そのあと心の中にそっとささやきかけて、だんだんと自分を崇拝するように仕向けていくとされているんだ。
声をかけられた人は次第に良心がすり減って、卑劣な行ないへと深くはまり込んでいくよ。
こうしてイゴーロナクが最後にめざしているのは、人間を自分の思いどおりの姿に作り変えることなんだ。

TRPGでは、社会のすみに追いやられた人や、心の弱った人につけ込むやり口は、ニャルラトテップという神のやり方とよく似ているといわれているよ。

TRPGでは、イゴーロナクと関わりの深い存在としてグラーキも追加されているよ。
この二体は別々の存在なんだけど、どうやら手を組んでいるらしいんだ。
住んでいる場所が近いからなのか、それとももっと深いつながりがあるのかは、まだはっきりしていないよ。
イゴーロナクの崇拝や儀式について書かれた古い書物が、もともとはグラーキを崇める者たちの手で記された、という話もあって、二体の縁はなかなか根が深そうなんだ。

グラーキ
協力関係の可能性
ニャルラトテップ
比較対象
  • 『グラーキの黙示録』

1:成りすましの不気味さ演出

  • 微細な違和感:知人のはずなのに何かが違う感覚
  • 知識の偏り:以前は興味なかった分野に異常に詳しい
  • 推薦の執拗さ:特定の本を勧める際の異常な熱意
  • 記憶の曖昧さ:過去の出来事を覚えていない、または間違えている

2:本による招来の手軽さ演出

  • 偶然の装い:「たまたま見つけた」「運良く手に入った」という自然さ
  • 入手の容易さ:特別な儀式や準備が不要な危険性
  • 知識欲の悪用:学術的好奇心や収集欲を利用した誘導
  • 段階的関与:最初は軽い興味から始まり、徐々に深みにはまる

3:崇拝者探しの積極性演出

  • 営業的態度:まるで商品を売るような熱心さ
  • ターゲット選別:知識欲旺盛な人物を狙い撃ちする計算高さ
  • 継続的接触:一度では諦めず、機会を見つけて再アプローチ
  • 環境の支配:書店や図書館など、本に関わる場所の掌握

4:正体発覚時の恐怖演出

  • 豹変:穏やかだった「人物」が突然凶暴化
  • 物理的変化:人間の皮を脱ぎ捨てるような変身描写
  • 捕食の瞬間:「食べる」行為の生々しさと恐怖
  • 逃げ場のなさ:密室となった書店や図書館での絶望感
筆者:たいき
首がないという不気味さと、口から涎が落ちている演出から、真の感情を予想できてしまう
手の口だけでなく、手の構造がまさしく狩人であり、付属のアイテムもクオリティが高い