
DREDGE
概要
このゲームについて
自分だけのトロール船を操縦して、離れた地にある島々と、それを囲む海を探索し、何が底に眠っているのかを探ろう。釣った魚は地元民に売り、クエストをクリアしてそれぞれのエリアの悩ましい過去について詳しく知ろう。船により良い装備を取り付けて、深海の海溝で釣りをしたり、遥か彼方の島まで赴こう。ただし、時間には注意。暗闇の中では、望ましくない何かが見つかるかもしれない…
島々を探索して、秘密を発見しよう
人里離れた地にある諸島「マローズ」の新たな家から出航し、海を探って興味深い収集アイテムや125以上の魚を発見しよう。クエストをクリアし、近くの島の領域を訪れながら、それぞれのエリアを探索しよう。それぞれに、独自のチャンス、住民、そして秘密がある。
Steamより引用
Steam:「DREDGE」
任天堂ストア:「DREDGE」
紹介

単なる釣りゲームではない。壮大なストーリーを持つ、Steamで「圧倒的好評」を獲得した異色の釣りゲームだ。
物語は、釣りで生計を立てる日常から始まる。しかしある日、収集家に一枚のハンカチを見せたことが全ての始まりとなった。そこに描かれた特殊な文様は、沈没船に積まれていた品物の証だという。収集家はその沈没船の荷物を集めており、主人公の船を強化する代わりに荷物の回収を依頼してきた。

↑たった一枚のハンカチが主人公の運命を変える。(筆者プレイ画像)
最初の荷物を収集家に渡したとき、報酬として受け取ったのは「ブースト」という船を加速させる人知を超えた「呪文」だった。
海には奇形の魚たちが増え始め、特定の海域から外に出ることも阻まれている。主人公は一体何に巻き込まれているのだろうか。
ゲームシステムは非常にシンプルだ。魚を釣り、売ったお金で船を強化し、強化した船で荷物を探しに行く。最終目標は収集家の依頼品を集めることで、マップは広いものの中心となるのは4つの島だけなので、迷子になったり目的を見失ったりすることはない。メインとなる魚釣りも、タイミングを見てボタンを押すだけの簡単なミニゲームとなっている。

↑奇形魚はお金になるため、金策のために乱獲する様子。(筆者プレイ画像)
本作はホラーゲームと銘打たれてはいないが、ホラー要素が随所に散りばめられている。時間経過システムがあり、夜になると不気味な超自然的生物に遭遇することもある。対抗手段はないため、ひたすら逃げるしかない。
特定の島では危険な魚に追われたり、謎の触手と対峙したりする場面もある。操作性の悪い船で壁にぶつかると故障するというシビアな仕様もあり、釣り以外の部分で難しさを感じるかもしれない。

↑魚の群れに襲われる様子。(筆者プレイ画像)

↑夜になると雰囲気が一変。天候すらも敵になる。(筆者プレイ画像)
海洋恐怖症の人には辛い演出もあるが、これこそが本作の高評価に繋がった要素でもある。ぜひ最後まで耐えて、衝撃のエンディングを体験してほしい。

↑わかりづらいが、超巨大な神話生物が待ち構えている。(筆者プレイ画像)