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クトゥルフ神話とは

クトゥルフ神話は、20世紀アメリカの作家H・P・ラヴクラフト(1890-1937)によって創始され、その後多くの作家たちによって発展を遂げた独特の物語群である。人類以前に地球を支配した異形の存在たちと、その存在を知った人類の恐怖を描く宇宙的恐怖(コズミック・ホラー)文学として知られている。

クトゥルフ神話の世界では、人類誕生以前の太古、地球は「偉大なる古きものども」と呼ばれる宇宙的存在によって支配されていた。これらの存在は現在、深海や地底、異次元などに潜伏または眠りについているが、「星辰の巡りが正しくなれば」再び地上に現れ、支配を取り戻すとされる。代表的な存在として、海底都市ルルイエで眠るクトゥルフ、宇宙の中心で狂い踊る盲目の白痴神アザトース、全知全能の「門と鍵の管理者」ヨグ=ソトースなどがいる。

この神話の特徴は、ラヴクラフトと同時代の作家たちが互いの創作を共有し、世界観を拡大していった点にある。ラヴクラフトの死後は、オーガスト・ダーレスによる体系化と出版活動を経て、新世代の作家たちによる創作が続けられ、後にはTRPGやその他メディアでも展開されるようになった。

90年以上にわたり影響力を保ち続けている理由として、人類の無力さと宇宙の無関心という普遍的テーマ、そして意図的に詳細を明かさない描写による読者の想像力の活用が挙げられる。現代においても、単なる恐怖小説の一ジャンルを超えて、人類の宇宙における位置づけを問い直す重要な文化現象として認識されている。

当サイトの活用方法

当サイトではクトゥルフ神話をより多くの人に知ってもらいたいため、原作、神話生物、TRPG等を紹介しています。

「作品一覧」では

クトゥルフ神話の原作はほとんどが短編なため、単行本はなく短編集で読むことになるかと思います。そのため、どの作品がどの短編集に収録されているのか、気になる神話生物が登場する作品はどれなのか、そういうお悩みを抱えている方向けに紹介させていただいてます。
※物語のネタバレは避けていますが、どの神話生物が関わっているのかは表示しているためご注意ください。

「神話生物一覧」では

クトゥルフ神話は「誰でも共通の世界観で描ける」という特徴から、神話生物も作家ごとにオリジナルで考えられ登場させているため、既に100体以上の神話生物が存在します。

基本的なカテゴリ分けとして、

  • 邪神:クトゥルフ神話の一番の特徴と言っても過言ではない存在。他の神話と大きく違う存在で、悪の神として描かれています。基本的に邪神は旧神によって封印されていますが、人間含む様々な種族の信者を利用して復活を目論んでいます。ただ封印されている状態でも活動はできます。彼らは本来の力を抑えられている状態なので、復活をすれば無論世界は滅びることでしょう。
    • グレート・オールド・ワン:旧支配者と呼ばれる存在。現在は人間が地球の支配種族ですが、人間よりも前の時代に地球を支配していた種族です。中には地球外の存在もいます。
    • 外なる神:地球よりも外宇宙で活動している存在。グレート・オールド・ワンよりも規模感が大きいイメージで、体もですが能力も圧倒的なことが多いです。
    • 唯一の神:神とクリーチャーの間の存在。分類が難しく、邪神ほどの強さはないけど、一般的なクリーチャーよりかは脅威があるという中途半端です。
  • クリーチャー:邪神よりも下級な存在。邪神に仕えているものがほとんどですが、中には孤立して生きている種族もいます。邪神との大きな違いとして、封印されていないこと、人間でも太刀打ちができる可能性があるという点があります。
    • 独立種族:クリーチャーの中でも、何かを信仰しているよりかは自分たちの種族の間で目的を持って生きている存在。
    • 奉仕種族:特定の邪神を崇拝している種族。ただし崇拝している対象が1体とは限らず、同種族の中でも崇拝している邪神が違って派閥が分かれていることもある。
    • ほかの種族:どちらにも該当しない特殊な種族。
  • 旧神 …邪神に対抗する善の存在。現在封印されている邪神は全て旧神によるものです。善の神ではありますが、全ての存在が人間に対して慈悲があるわけではありません。命が尽きるそのぎりぎりまで動かない存在もいるので、あまり信用はできないかもしれません。

神話生物の紹介では設定だけでなく、「TRPG」で遊ぶ際のステータスや能力も紹介しています。
他にも「TRPG」のシナリオ制作者向けに、原作でどんな活躍をしたのか、シナリオに登場させるためのヒントなども載せているため、図鑑として楽しみたい人・シナリオ制作のヒントを得たい人などが楽しめるかと思います。

※原作のネタバレが含まれます。初見で楽しみたい人はご注意ください。

「クトゥルフ神話TRPG」では

クトゥルフ神話から派生して登場したTRPG(テーブルロールプレイングゲーム)で使用する書籍を紹介しています。

主にKADOKAWA様が出版された書籍の目次や概要を紹介しているため、TRPGプレイヤーの中でもGM(ゲームマスター)で購入を検討している方向けになっています。

※ネタバレは含まれません。

「クトゥルフ神話の歴史」では

クトゥルフ神話は、現在の歴史を大きく逸脱した歴史を辿っています。

原作や参考文献の情報を頼りに整理された年譜となっていて、クトゥルフ神話を深く知りたい人向けになっています。

※原作のネタバレが含まれます。初見で楽しみたい人はご注意ください。

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