概要
目次
『クトゥルフ神話TRPG キーパーコンパニオン 改訂新版』は、名状し難き知識の宝庫として111ページに及ぶ秘密を封じ込めた一冊だ。その核心には『ネクロノミコン』『黄衣の王』『エイボンの書』など、神話世界を彩る数々の魔導書の詳細な解説がある。
本書の価値は単なる魔導書リストに留まらない。書き言葉の歴史的変遷や、魔導書と正気度に関する選択ルール、秘術のアーティファクトの詳細な解説まで、シナリオに深みを与える情報が満載だ。深きものやミ=ゴといった異界種族の生態から、新クリーチャー「ナガアエ」の詳細まで、神話世界を豊かにする設定の数々を収録している。
シナリオ制作者には必携の一冊。物語に魔導書やアーティファクトを登場させる際の細かな設定や背景知識が充実し、より説得力のある世界構築を可能にする。
触れれば正気を失い、読めば魂を腐らせる――その知識の深淵に、あえて足を踏み入れる勇気はあるか。
- 禁断の魔導書(クトゥルフ神話の魔導書)
・『アザトースその他の恐怖』
・『イオドの書』
・『エイボンの書』
・『エルトダウン・シャーズ』
・『怪物とその眷属』
・『カルナマゴスの遺言』
・『クタート・アクアディンゲン』
・『グハーン断章』
・『グラーキの黙示録』
・『狂える修道士クリタナスの懺悔』
・『黄衣の王』
・『混沌の塊』
・『ザンツー石板』
・『屍食教典儀』
・『セラエノ断章』
・『地底を掘るもの』
・『ドジアンの書』
・『ナイハーゴ写本』、ナコト断片群 『ナト史』
・『ニューイングランドの楽園における魔術的脅威』
・『ネクロノミコン』
・『ネクロノミコンにおけるクトゥルフ』
・『ネスタ―書簡』
・『呪われし者たちより』
・『フサンの謎の七書』
・『ポナペ教典』
・『魔術の真理』
・『ミサ・ジ・レクイエム・ペル・シュジャイ』
・『無名祭祀書』
・『モノリスの人々』
・『ヤディスからの幻視』
・『妖蛆の秘密』
・『ルルイエ異本』そのほかの魔導書(表) - 書き言葉の変遷
- 秘術のアーティファクト
- 異界の種族
・深きもの
・ミ=ゴ(ユゴスよりのもの)
・食屍鬼
・シャッガイからの昆虫
・オールド・ワン
・ヘビ人間
・ヴ―アミ族 - 新しい呪文とクリーチャー
・新しい呪文
・ナガアエ
・地底を掘るもの - 魔導書と正気度:選択ルール
- ミソス・エクス・マキナ
- 魔導書・作品・呪文索引