
ヌトセ=カアンブル
N'tss-Kaambl
登場作品
【登場作品】
- 「妖蛆の館 」(ゲイリー・メイヤーズ)
【住処】
- ドリームランド
概要
【概要】
本資料はヌトセ=カームブルと呼ばれる存在についての調査報告である。
外見的特徴として、長い緩やかなローブを身にまとい、ギリシア風のかぶとを着け、大きな盾と槍を持った美しい女性の姿をしているとされる。彼女の盾は旧き印で飾られているという特徴がある。
現在、ドリームランド中で広く崇拝されており、すべての大きな神殿には彼女の聖堂があるとされる。しかし、覚醒の世界ではほとんど知られていない。彼女の主な崇拝者はユスの黄色の髑髏の神官たちであり、彼らは女神を崇拝する際に使用する強力な護符の守り手である。この護符は外なる神の眷属に敵対する者を保護するという。
特筆すべきは、彼女のグレート・オールド・ワンとの関係性である。彼女はグレート・オールド・ワンとの戦争のきっかけとなった強力な女神であり、恐ろしい神々を墓の中に封じ込めた強力な旧き印を創造したのは彼女であった。時間が許す限り、彼女は積極的にグレート・オールド・ワンと異形の神に敵対している。
彼女の武器は通常の槍としての機能に加え、《萎縮》の呪文に似た強力なエネルギーの奔流を放つことができる。彼女の盾は旧き印として機能し、その背後にある全てのものを保護する能力を持つ。
ヌトセ=カームブルは人類に対してはまったく無関心である。彼女の唯一の関心事は外なる神とグレート・オールド・ワンの究極の敗北であり、これらの存在との戦いのために彼女を求める人々を支援することもある。ただし、これらの存在が明確に物理的な姿をとっている場合にのみ直接介入するとされる。脅威が大きい場合には、彼女とともに戦う旧き神の仲間を目覚めさせる能力を持つ。