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ミリ・ニグリ人

ミリ・ニグリ人

Miri Nigri

奉仕種族
登場作品
概要
関連/他
  • バートン「The Curse of Chaugnar Faugn」
  • ロング「恐怖の山」
  • ラヴクラフト『Selected Letters II』

【住処】

  • 現在:ツァン高原
  • 過去:ピレネー山脈

本報告は、「黒き無言の者たち」「チャウグナー・フォーンの眷属」として知られるミリ・ニグリについての調査報告である。

形態的特徴として、黒色の肌を持つドワーフ状のヒト型生物で、両生類の組織から創造されたとされる。音声による発声能力を持たず、精神的テレパシーや身体動作による意思疎通を行う。粘液に覆われた外見を呈し、通常10体以上の集団で活動する。

チャウグナー・フォーンの創造物であり、絶え間なく主への奉仕を続ける。主が静止している際にはその周囲を徘徊し、年に二度、主のための生贄として人間(主に若い男女)の捕獲を行う。また、他のカルトや神話存在との暗黒の契約など、特定任務のために単独で派遣されることもある。

その活動拠点は時代とともに変遷している。当初はピレネー山脈のチャウグナー・フォーンの本拠地付近に居住し、ローマ時代にはポンペロの町近郊で交易活動を行っていた。メイ・イブとハロウィーンには人身御供の調達のため人々を誘拐し、これを制止しようとしたローマ軍を一人を除いて殲滅している。その後、チャウグナー・フォーンの命により、ツァン高原の新たな本拠地へと移動した。

チョー・チョー人の起源との関連も指摘されており、通常の人類との交配による混血の結果とする説が存在する。

【存在間関係】

支配者:

  • チャウグナー・フォーン(創造主)

影響:

  • チョー・チョー人(混血説)

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