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バオート・ズックァ=モグ

バオート・ズックァ=モグ

Baoht Z'uqqa-Mogg

グレート・オールド・ワン
登場作品
概要
関連/他
  • 『ミサ・ジ・レクイエム・ペル・シュジャイ』(オペラ)

【住処】

  • 現在:不定(地球への頻繁な来訪あり)
  • 過去:惑星シャッガイ

本報告は、「食屍鬼の神」「シャッガイの逃亡者」として知られるバオート・ズックァ=モグについての調査記録である。

形態的特徴についての具体的な記述は限定的である。

能力や特性として、地球とドリームランドの往来が可能とされる。その正確な手段は不明だが、食屍鬼との関係性がこれに関与している可能性が指摘されている。

歴史的背景として、元来は惑星シャッガイの住人もしくは捕虜であったとされる。グロースによるシャッガイの破壊を契機に自由となり、17世紀以降、地球への度重なる来訪が確認されている。地球への継続的な来訪の理由については未だ明確な結論は得られていないが、複数の観点から考察がなされている。食屍鬼が保管する死肉への興味関心が主たる動機である可能性や、ドリームランドへの入域手段として食屍鬼との関係を構築している可能性が指摘されている。また、食屍鬼の軍事力を組織化することで自身の影響力を拡大しようとしているという説や、地球にのみ存在する何らかの資源の獲得を目的としているという仮説も提起されている。

人類との関わりは極めて限定的である。出現地点として沼地や下水道システム、墓地などが報告されており、特に湿潤で暗い環境への選好性が指摘されている。

その他の重要情報として、食屍鬼の一部集団による崇拝対象となっており、これによってモルディギアン信仰との軋轢が生じている。また、シャンからは一定の敬意を受けており、アザトース/ザーダ=ホーグラより下位ながら、重要な神格として認識されている。

【相関】

支配/影響下:

  • 食屍鬼の一部集団(崇拝者)
  • シャン(敬意/協力関係の可能性)

対立:

  • モルディギアン信仰の食屍鬼
  • グロース(シャッガイ破壊者)

【能力】

  • 死肉を食べる蟲の群れ…無数の虫を呼び出し、自身の体内に飼っていて、それらの虫に命令をすることもできる。
  • 膿のしぶき…体内の膿は猛毒であり、触れたりして感染した人間は最悪死に至る。

【恩恵】

  • 死肉の呼び声…害獣や昆虫を呼び出す。
  • 疫病を体現する…身体中に腫れ物ができ、手や口、腫れ物から膿を打ち出せる。

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