登場作品
概要
関連/他
- 「Darkness,My Name Is」(エディ・C・バーティン)
【住処】
- 湿地帯
- 沼沢地
- その他の薄暗い水域
本報告は、水陸両生の不快な存在、ナガアエについての調査記録である。
形態的特徴として、ヒキガエル状の水陸両生の体躯を持ち、透明な肉質で構成されている。人間とカエルの交雑種を思わせる忌まわしい外見を呈する。四肢構成は特徴的で、前部にカマキリに似た4本の前脚、後部にカエルのような2本のうずくまる後脚を有する。移動時には横向きに這うため、カニに似た様相を示す。
生態的特徴として最も顕著なのは、強烈な腐敗臭の放出である。生息環境は水域、特に湿地帯や沼沢地などの薄暗い場所を好む傾向にあるが、この選好性の理由は解明されていない。
行動面では生命に対する強い敵意を示し、絶え間ない捕食活動と環境破壊を行う。
死後の特性として特筆すべきは、死亡後2D4分で分解し、腐食性の黒色粘液の塊となることである。この粘液は強烈な悪臭を放ち、吸入すると重度の不快感を引き起こす。また酸性を持ち、皮膚接触により水疱を形成し、1ラウンドごとに1ポイントの損傷を与える。
存在としての性質は、主にシアエガの従者として知られるが、他の神話存在との血縁関係や従属関係を持つ個体の存在も示唆されている。
【相関】
従属:
- シアエガ(主たる主人)
- その他の神話存在(個体により異なる)