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シャンタク鳥

シャンタク鳥

Shantaks

奉仕種族
登場作品
概要
関連/他
  • 「The Fishers from Outside」
  • 「ルルイエの印」
  • 「未知なるカダスを夢に求めて」
  • 「破風の窓」

【住処】

  • レン高原近くの山岳地帯(ドリームランド)
  • 天体の洞穴(小惑星など)
  • インクアノクの宮殿大円蓋(始祖)

本報告は、象を超える巨大な体格を持ち、宇宙空間を飛行可能な、ドリームランドに棲む異形の鳥についての調査記録である。

形態的特徴として、馬に似た頭部を持ち、羽毛の代わりに鱗に覆われた巨大な鳥の姿を持つ。その姿は不快で胸の悪くなるような印象を与えるとされる。

主な生息地はレン高原近くの山岳地帯で、小惑星などの天体の洞穴にも巣を作る。真空の宇宙空間を飛行する能力を持ち、魔術師や外なる神の従者たちの乗用獣として使役される。一部の説では、現実世界のジンバブエで発見された巨大な石塔の建造者であるとも言われる。時にレン地域の人々を助けることもあるとされる。

気難しい性質で、低い知能ながら狡猾さを持ち、乗り手を食べる危険性があるため、適切な従属と抑制が必要とされる。不完全な支配下では命令を無視し、乗り手をアザトースの玉座へ直行させることがある。特筆すべき特徴として、夜鬼に対する強い恐怖を示し、可能な限りこの顔のない飛行者との遭遇を避けようとする。

インクアノクの宮殿の大円蓋には、全てのシャンタク鳥の始祖が宿るとされ、好奇心を抱く者に奇怪な夢を送りつけるという。

【相関】

  • ニャルラトテップ(主人の一人)
  • ゴル=ゴロス(主人の一人)
  • ウェンディゴ(主人の一人)
  • 魔術師たち(乗り手)
  • 外なる神の従者たち(乗り手)
  • 夜鬼(恐怖の対象)
  • シャンタク鳥の始祖(インクアノクの宮殿に宿る)

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