登場作品
概要
関連/他
- 「The Family Tree of the Gods」
- 「The Throne of Achamoth」
- 『イルミナトス・コスミカ』(フェーデル・セプルクリ著)
【住処】
- 現在:「夜の深いとばり」(既知の宇宙から離れた空間)
- 過去:ユゴス(子孫たちと共に)
本報告は、アザトースの雌雄同体の落とし子であり、「夜の深いとばり」に独居する、共食いの性向を持つ異形の存在についての調査記録である。
形態的特徴についての詳細な記述は確認されていない。
大昔に成体となり、かつてはユゴスに子孫たちと共に棲んでいたが、その共食いの性癖により忌避され、置き去りにされたとされる。現在は「夜の深いとばり」と呼ばれる空間に独りで棲んでおり、この場所は既知の宇宙から離れた虚無または孤立した空間だと考えられている。
『イルミナトス・コスミカ』によれば、定期的にユゴスを訪れており、その際にはミ=ゴが惑星を明け渡さざるを得ないという。他の神話存在に対して攻撃的で、近づいた者を殺して喰らうことがあるとされ、これが生命を絶やすことへの欲望によるものか、生存のための手段であるかは不明である。
【関連魔導書】
- 『イルミナトス・コスミカ』
【相関】
- アザトース(親)
- ツァトゥグァ(子孫)
- ギズグス(子孫)
- フジウルクォイグムンズハー(子孫)
- ミ=ゴ(ユゴスからの撤退を強いる)
- 他のクリーチャー(共食いの対象)
【能力】
- 魔術を無に帰す…サクサクルースの100m以内で発生する魔術は失敗することがある。
【恩恵】
- 痛みを授ける…触れたものの肉を溶かす能力が身につく。
- 他者を吸収する…対象の人間を吸収することができる。