登場作品
概要
関連/他
【住処】
- オーストラリアの地下深部(カルトが作った隠れ家)
本報告は、19世紀初頭のオーストラリアに持ち込まれ、地下の隠れ家で成長を続けた異形の存在についての調査記録である。
形態的特徴として、巨大な白い目を持ち、常に涙を流し続けているとされる。この涙には強力な治療効果があるとされ、カルトによって収集され、特別なワインの製造に用いられている。このワインは不死性を付与する効果があるとされるが、その真偽は確認されていない。
ドイツ人移民たちによってオーストラリアに持ち込まれたグレート・オールド・ワンの「種子」から生まれたとされ、移民たちはこれを「酩酊の滂沱の目」と呼んだ。秘密主義的なカルトが地中深くに隠れ家を作り、生贄を与えて成長を促したという。完全な力を得るまでには長い年月を要するとされている。
【相関】
- シアエガ(親という説あり)
- グレート・オールド・ワン(「種子」の出自)
【能力】
- サイメイギの涙…サイメイギの涙を飲んだものは、どんな傷や病気も治るが、体に腫れ物ができ、それは大きな目になる。
- 涙のワイン…サイメイギの涙をワインにしたものを飲むと、傷や病気が癒え、さらに寿命も伸びるが体中に涙を流す目ができる。
- 光を失わせる…50m以内の範囲内を太陽光すら届かない暗闇にする。
【恩恵】
- 闇を創造する…直径20m以内を完全な暗闇にする。
- 大いなる落涙…両目から常に涙が流れる。