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概要
関連/他
【概要】
本報告は、「奇怪な竜のような鳥の神」として描かれ、南極の地下に関係を持つ異形の存在についての調査記録である。
形態的特徴として、竜のような鳥の姿をしており、その形状は古代の壁画や彫像に記録が残されている。
『エイボンの書』によると、アンタルクトスの山の下に棲んでおり、「黒い円錐」と関わりを持つとされる。この円錐については、強力なエネルギー装置に関する暗号である可能性や、時間や物質を反転させる「闇の門」の一つとする説があり、氷の下に閉じ込められた古代の創造物と何らかの関係を持つ可能性が示唆されている。
『イールの陰謀』では、ムノムクァの「兄弟」とされ、かつてはドリームランドの月に共に棲んでいた可能性が示唆されている。両者の関係については、ウォリックのジェイコブは同一存在の二つの形態であると断定している。
その表象を目にした者は耐えがたい悪夢に苦しめられ、この効果は「あの世からの漁夫」の影響と類似している。1881年にパタゴニアで発見された洞窟壁画には、この漁夫を伴うグロス=ゴールカが人間を虐殺する様子が描かれていた。
先史時代より広く崇拝の対象となり、バル=サゴース、アトランティス、ハイパーボリアに神殿が存在し、現在でもアフリカ、南米、北極圏に信仰が残っている。中央アフリカでは近年、この存在を描いた壁画や彫像を含む遺跡が発掘されている。