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【完全版】ガスト│登場作品・概要・シナリオ制作のヒントなどを完全網羅!※ネタバレ注意※

【完全版】ガスト│登場作品・概要・シナリオ制作のヒントなどを完全網羅!※ネタバレ注意※

Ghasts

独立種族

危険度: ★★☆☆☆☆☆☆☆☆

本報告は、永遠の暗闇に棲む、共食いの習性を持つ捕食者種についての調査記録である。

形態的特徴として、ヒト型の体躯にカンガルーのような脚とひづめのついた足を持ち、特徴的な点として顔には鼻がない。直射日光に対して致命的な脆弱性を持ち、太陽光を浴びると衰弱し死に至るが、弱い明かりには数時間耐えることができる。

ガストは通常10から20体、時には60体以上の共同体を形成して生活する。狩りの際は単独か2体での行動を基本とするが、大規模な獲物に対しては群れで行動し、地下の連絡網の知識を活用して獲物を罠にかける巧妙な戦術を用いる。

共同体内での関係は希薄で、むしろ攻撃的な共食いの習性が目立つ。縄張りに侵入した他の生物を捕食することと同様に、同族の捕食にも喜びを見出す。この残虐性は魔術師による使役を困難にしており、従順さを見せる一方で、支配者への攻撃性を示すこともある。

起源については、クン=ヤンの洞窟に住んでいた堕落した人間たちが支配していた二足歩行の半人間怪物との関連性が示唆されており、蛇人間による遺伝学的実験の産物である可能性も指摘されている。

【住処】

  • 現在:ズィンの窖、地下世界の迷路、洞窟、トンネル網(日光の届かない場所)
  • 過去:クン=ヤンの洞窟(起源説)

ステータス(6版)

STRCONSIZDEX
(3D6+12)*54D6*5(4D6+12)*5(2D6+6)*5
POWINTHPMP
3D6*51D6*52010
DBビルド移動正気度喪失
+2D63100/1D8

行動

  • 攻撃回数:2回
  • 近接戦闘:45%/1D6+ダメージボーナス
  • 回避:35%

装甲

  • なし。

魔術

  • 呪文:なし。

技能

  • 隠密:70%

原作「未知なるカダスに夢を求めて」では

  • ドリームランドの地下世界に棲んでいて、食屍鬼、ガストと3つの種族が縄張り争いをしている
  • 集団で動く性質で一体ごとはそこまで強力ではなく、ガグの死体を喰っていた
筆者:たいき

集団で動けば真意を発揮するタイプの種族。原作でもガグと闘えるだけの戦闘力を持っていたので侮れません。

シナリオ導入例

1:地下施設調査型

  • 古い地下鉄や地下工場の調査依頼で潜入
  • 作業員の失踪事件が相次いでいる
  • 地下の複雑な通路網でガストの罠にかかる
  • 「鼻のない人型の怪物」の目撃情報が相次ぐ
  • 夜間の公園や路地裏での襲撃事件が発生
  • ホームレスや夜勤者が標的になっている
筆者:たいき

食屍鬼も単体よりかは集団で動いています。ガストは数でかかってくるので、食屍鬼とかも登場させて、神話生物と共闘させるみたいな演出は熱そうです!。

演出のヒント

1:鼻のない顔面の異常性演出

  • 呼吸音の異様さ:鼻孔がないことによる口呼吸の不自然で荒々しい音
  • 表情の読めなさ:人間の顔の重要な要素が欠如することによる感情判読の困難
  • 嗅覚の代替手段:舌を出して空気を嗅ぐ爬虫類的な行動の気味悪さ
  • 発声の歪み:鼻腔共鳴がない発声による聞き取りにくく不快な音質

2:太陽光脆弱性の戦術的活用演出

  • 光源の生命線化:懐中電灯やライターが生死を分ける重要なアイテムに
  • 明暗境界の緊張感:光の届く範囲と闇の境界線での心理的プレッシャー
  • 電池切れの絶望:光源の減衰と共に高まる恐怖と絶望感の演出
  • 夜明けへの希望:日の出までの時間制限による緊迫感の創出

3:異形身体構造の不気味さ演出

  • 人間性の残滓:完全な怪物ではなく人間の面影を残す不気味の谷効果
  • 動作の違和感:人型でありながら動物的な行動パターンによる認知的混乱
  • サイズ感の威圧:人間より大型の体格による物理的・心理的圧迫感
  • 進化の歪み:自然進化ではない人工的改造による生物学的異常性
筆者:たいき

イラスト・ファンアート・素材紹介

1体でも気味が悪いが、この容姿が集団で襲ってくるとなると不安になる

他の神話生物・魔導書との関連

【相関】

ガグ族
対立
食屍鬼
対立
蛇人間
創造者説
ギャア=ヨスン
関連

登場作品

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