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ヤード=サダジ

ヤード=サダジ

Yad-Thaddag

旧神
登場作品
概要
関連/他

【住処】

  • エリシア

本資料はヤード=サダジと呼ばれる存在についての調査報告である。

形態的特徴として、「情け深い」ヨグ=ソトースの顕現として記述され、光を放つ球体状の形態を持つとされる。

故郷は江リシアと呼ばれる旧き神々の領域にあるが、次元間を移動する能力により、あらゆる時代と場所に存在できるとの記録がある。地上では崇拝者はほとんどいないとされる。

注目すべき点は、ヨグ=ソトースとの関係性と独特の力である。クタニドとクトゥルフが何らかの縁戚関係にあるのと同様に、ヤード=サダジとヨグ=ソトースも関連があるとされる。また、次元と次元の間を自由に越える能力を持ち、全ての時間と空間に同時に存在できるとされる。

能力としては、他者を時空間の任意の場所へ転送する力を持ち、複数の対象を同時に移動させることができる。ただし、精神力の高い対象は抵抗できる場合があり、特に自身より強力な存在に対して失敗すると、自らがイリジアへ強制的に戻されるリスクがあるという。

攻撃方式としては二種類が記録されている。一つはきらめく光球による接触で対象の体力を恒久的に奪い、体に腐食や萎縮をもたらすもの。もう一つは金色の液状または火炎状の球体を遠距離から放ち、広範囲に強力な破壊をもたらすとされる。

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