概要
登場人物
あらすじ
1979年に執筆されたシリーズ「タイタス・クロウ・サーガ」の第5弾。前作『風神の邪教』の続編にあたり、アンリがボレアに落ちてハンクと再会を果たす。
- アンリ-ローラン・ド・マリニー
- ハンク・シルバーハット
- アルマンドラ
- トレイシー・シルバーハット
- フランクリン
- コターナ
- オウンタワ
- モリーン
- アナヒルデ
- エリク
- ロリー
- ソニョルフ
- ハロルド
- レイフ・ドゥガルソン
- アーンリク・スカルドソン
- 氷の神官
【舞台】
- ボレア
- ヌミノス
- ドロモス
シルバーハットの人生は、風の巫女アルマンドラとの婚姻を機に大きく変わった。『風神の邪教』の事件から3年、彼はボレア台地の将軍として、その精神感応能力と卓越した統率力で台地民の尊敬を集めていた。平和な日々が続くかに思われたが、運命は新たな試練を用意していた。
ある日の探索中、シルバーハットは地平線の彼方に墜落する謎の物体を目撃する。それは、地球からやってきたアンリ‐ローラン・ド・マリニーの乗る時空往還機だった。しかし、この偶然の邂逅は喜びに終わらない。墜落した時空往還機は、イタカ軍の手に落ちてしまったのだ。
時空往還機の喪失は、ボレアからの脱出計画を困難にするだけでなく、邪教集団との戦いにも暗い影を落とす。シルバーハットは、新たに出会ったド・マリニーと共に、時空往還機の奪還を決意する。しかし、風の邪神イタカの魔の手は、着々とボレアに、そして彼の愛するアルマンドラに迫りつつあった―。