概要
登場人物
あらすじ
本作は1987年に刊行された。
- デイヴィット・ヒーロー…芸術家
- エルヴィン…心理学教授
- リムナー・ダス大尉
- ランドルフ・カーター
- クラネス王
- エティ=エンヌ=ローラン・ド・マリニー
- ウラ
- ウナ
- ギュートリック…ナイト・ゴーントを仕えている人
- ナイト・ゴーント
- エイドロン・ラティ
- ズーラ…グール族の女王
- ビハリッド=イモン・イシャーラ
- ガトノッド=ナッツィル=イシャーラ
- ムノムクア
- オーン
- ムーン・ビースト
- レン人
- シャンタク鳥
- ムーン・モス
- ムーンツリー
- アール
【舞台】
- ドリームランド
夢見人ヒーローとエルディン。彼らのドリームランドでの平穏な日々は、伝説的夢見人ランドルフ・カーターからの一通の手紙で、劇的な転換を迎える。
駆けつけた先で彼らを待っていたのは、深い眠りに落ちたカーターとマリニー。そして、リムナー大尉の口から語られる驚愕の真実――ドリームランドが未曾有の危機に瀕しているのだ。
邪神ムノムクアの意志により、月は膨張を続け、今にもこの夢の世界に落下しようとしていた。カーター不在の今、世界の命運を握るのは、ヒーローとエルディン。
だが、彼らの前に立ちはだかるのは、ムノムクアを崇拝する狂信者たち。エイドロン・ラティ、ズーラ、そしてイシャーラ兄弟。彼らとの激闘を潜り抜けた先に待ち受けるのは、ムノムクアの妻オーンだった。
そこで明かされる、月落下計画の背後に隠された衝撃の真相。驚愕の事実に震えながらも、ヒーローとエルディンは新たな同志たちと共に、最後の決戦の舞台、月へと飛翔する。
ドリームランドの運命を決する月面戦争の結末は。 そして、ヒーローとエルディンの選択が、この幻想世界にもたらす波紋とは―。